不利にならない転職回数

職場において、誰でも人間関係がうまくいかないケースがあるだろう。待遇面で不満があることも多いに違いない。そんなとき、思い切って転職を考えるも、自分は転職回数が多いから、もう次は無理だろう、などと考えたりすることはないだろうか。転職回数が増えれば、ある程度不利になるのは事実である。企業も、転職が多い人間に対しては、何かしらの欠点があるから転職を重ねているのではないかと、疑いの目で見るからである。しかし、世の中には、何度も転職を重ねて、なおかつキャリアアップを図り続けている人もたくさんいる。大切なのは、世間一般で不利だと思われている転職の多さを、反対に自分の強みへと変化させることである。

転職が多いということは、いろいろな企業文化に対応できる力を持っていることでもある。例えば、オーナー企業とベンチャー企業では風土がまったく違う。しかし、両方の経験があれば、どちらにも対応できる。あるいは転職してきた業界が一貫せずに複数だった場合は、いろいろな業界や企業にパイプを持っているはずである。その他にも、複数の企業で働いたことがあるのだから、様々な性格の上司のもとでも働くことができるし、様々な部下ともコミュニケーションが取れる経験が備わっているというアピールを前面に出すこともできるだろう。

転職回数が多いのなら、これまでの転職でどんなキャリアを積み上げ、成長してきたのかをしっかり伝えることが、成功への近道なのではないだろうか。